今年度は脚本など大部分を子供たちに任せての人形劇でしたので、どうなるかと心配でした。 怒ったり、笑ったりの繰り返し。落ち込むことも多かったけど、練習を重ねるたびに、公演をするたびに子ども達も私も成長したような気がします。嬉野の公演では、緊張して普段の力が出せず落ち込んだ子もいましたが、私はダンデライオンが一番ではなかったかと思います。 ふるさと学館での公演は、いつもの慣れた場所でしたので、落ち着いてやれたようです。「気持ちをひとつにしないといい人形劇はできない」と前回の公演で感じたらしく、とても集中し、心をひとつにしてやってくれました。のびのびと演ずることができ、お客さんとの楽しい時間を過ごすことができました。公演で成功すれば人に認められ達成感もあり、自信がついていきますが、失敗すれば子供なりに悔しく結構落ち込むようです。次は、必ずうまくやってやるという思いで、決していい加減にせず丁寧に人形劇をやっている姿は素晴らしく感じました。
演じる姿は頼もしく俳優のようです。たくさんの台詞を覚えたりひざが痛かったり肩が痛くなったりしたけど、頑張った子ども達は他のことでも必ず頑張ってくれるだろうと思っています。
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