7月

 8月の公演に向けて、製作、練習に追われています。パネルシアター、おやゆびひめは、思った以上に難しいです。今までのパネルシアターは、作品集があってその中から自分達の好きな作品を選んで、コピーして作るのですが、今回の作品は、子ども達がお話を読んで、イメージを作り登場人物のおやゆびひめ、カエル、モグラ、魚など、自由に想像して、書いていきました。始めのうちはそれだけでよかったのですが、いざ、ボードの上で動かしてみると、とても大変だということが分かってきました。それに、パネルの数が多いので、パネルの入れ替わりがとても難しいです。台詞もたくさんあるし、アー、混乱してしまう。本当に出来るのでしょうか。心配だ。・・・。
 もうひとつの作品は月の見張り番です。男の子3人が中心で作っています。ペープサートです。紙ではなくウレタンの硬くて薄い材料をで作りました。夜のシーンが中心の作品なので、月の光をどんな風に表現したらいいのか難しいですね。月の光、家々からこぼれる淡い光、星のチカチカするかわいらしい光。天上のお月様の世界と私達地上の現実をどんな風に区別して表現していっていいのかな~。でも、とにかくお人形さんがかわいいみんなにも早く見て欲しいですね。

  
 
 
 
 
 
 
 
 
 


  8月9日(土) 北部保育園 
 

 18人の子ども達と一緒に北部保育園にいってきました。出し物はペープサート、「月のみはり番」、パネルシアター、「おやゆびひめ」、ボードビル、「おにのパンツ」です。おやゆびひめは長いお話でしたが、子ども達が一枚一枚絵を書いてお話を書いて、全部台詞を暗記しました。ボードの上でパネルを台詞にあわせて動かしていく。また、パネルの動きに合わせて台詞をいう。台詞とパネルの動きがなかなか合わず大変でした。今日は、なんとかうまくできました。長いお話なので小さい子ども達はちゃんと見てくれるか心配していましたが、一生懸命見てくれてうれしかったです。月の見張り番はお月様が、満ちたり、欠けたりする様子を、かわいらしく描いた作品です。妖精の月の番人がお月様に食事をあげて、ふとらせて、今度はダイエットをさせて月をやせさせたりします。楽しくて、かわいいお話です。小道具の家々の窓から、赤、緑、黄色とやさしい光がこぼれて、まるでステンドグラスのようでした。それぞれの人形の動きもきちんと合っていたと思います。とても、夢のある美しい作品になりました。保育園の子ども達も夢を見ているようでした。最後は、お礼の歌をプレゼントしてくれました。本当に楽しい一日でした。

 
 
 
   


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